展覧会での茶道具の見どころは「薄暗さを想像すること」です
茶道具は暗いところで見ることを前提とされて作られているのではないか、と考えて、私が展覧会で茶道具を見るときに想像するのが、以下2つです。 こんなことを考えながら展示品を見ていると、また違った発見や感動があります。 前回の...
茶道具は暗いところで見ることを前提とされて作られているのではないか、と考えて、私が展覧会で茶道具を見るときに想像するのが、以下2つです。 こんなことを考えながら展示品を見ていると、また違った発見や感動があります。 前回の...
数年前に自宅マンションのダイニングルームを四畳半の茶室にリフォームしました。その際、茶室の照明の計画をする際ひ必然的に、茶室は洋室のように明るくする必要がるかどうかを考えました。結論は、茶道の点前や道具は暗い場所で使われ...
先生から毎年お年賀でいただく茶道手帳。お茶に関する事、十職、花押、季語などが網羅されており、何か知りたい事が出てきたときに、さっと調べる事が出来とても便利です。アマゾンでも淡交社編集局が出しているこの手帳が販売していまし...
一年で一番寒い時期に着物を着て出かける必要のある行事、初釜。初釜に参加するときに私がやっている3つの防寒対策を紹介します。具体的なアイテムは以下3点プラス1点を紹介します 初釜会場に向かう道中が一番寒い 一年の始まり1月...
先日お稽古で使った棗は「二季鳥(にきどり)」という渡り鳥の図柄が蒔絵されているものを使いました。二季鳥とは二回日本と行き来する鳥、雁の異名です。今回はお茶道具でよく使われる動物の図柄モチーフについて書きたいと思います。 ...
この前の週末に12月最後のお茶をしました。その時に使った掛け軸は丑年の最後の月なので牛の描いてある色紙を使いました。 茶室の床の間には禅語が書かれたものが掛けられます。この色紙は十牛図(じゅうぎゅうず)の一つの場面を書い...
茶道のお点前をする人、お客になる人の必需品、扇子について書きたいと思います。扇子は、裏千家では男女で長さが違います。 女子 5寸(約15cm)男子 6寸(約18cm) 表千家では、男女兼用で6寸5分だそうです。 1寸=3...
先日この本を読みました。 プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる 読んでいる中、茶道との共通点を感じました。その共通点とは、 「工程を開示することにより、成果に他とは違う特別な価値を付加する。」 というものです。こ...
お茶の稽古で、一番基礎となるのが、畳での立ち居振る舞いです。点前での順番や道具の扱い方なども重要ですが、茶室に入ってまずはじめに練習することは、正座とお辞儀の仕方です。 自分ではあまり意識せず正座とお辞儀を行っていますが...
11月のお菓子でよく使われるのが、粟(あわ)ぜんざいです。 なぜ粟ぜんざいなのかは、11月は抹茶の新茶の時期であり、炉を使い始める炉開きの時期。炉開きは、お茶人のお正月と言われています。そのお祝いの意味で、邪気を払う食べ...
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