ホットクックで、ほっといたら出来る手間なし柚子ジャム

本来お鍋で作るママレードジャムをホットクック(KN-HT99A)で作りました。かき混ぜなし、焦げ付きなしで手間がかからなくて簡単に美味しくできました。パンにのせたりヨーグルト入れたり、お湯で割って柚子ドリンクにしています。炭酸水で割るのもグッド。その作り方を紹介します。

4工程で完成します。その工程ごとに紹介させていただきます。
だいたいの所要時間はカッコ内に書きました。

材料/工程

材料
ゆず:1 kg (可食部600g)
グラニュー糖:柚子の可食部の重さの半分(300g)
水:100cc
道具
ホットクック(KN-HT99A)1.5 L

工程
1)1kg分の柚子をあらう(10分)
2)材料を皮、薄皮、タネに分ける(10分)
3)材料を切って、測る(15分)
4)ホットクック にいれてスイッチを押す(40分+追加加熱20分)

先日お茶の先生のお庭で収穫された柚子をいただきました。「そんなに食べないから持っていって」と紙袋いっぱいの柚子。重量1 kg。たくさんなのは嬉しいのですが、この量をどのようにして食べようか?と思って思いついたのが柚子のママレード、柚子ジャムです。
以前イチゴジャムをホットクック でつくったことがあったので、今回もママレードをチャレンジします。

私が使用しているホットクック は1.6L。内鍋がステンレスの昔のモデルです。現在は販売されていませんが、下記のモデルは次世代機種です。1.6Lは家族三人で使いやすい大きさです。ぜんざいのように少ない量の料理でもかき混ぜアームが届きます。

ジャムをつくるメニューがないので、「お菓子」→「フルーツソース(オレンジ)」というメニューで作っています。最近のモデルだとジャムメニューもあるので、ある方はそのメニューを使ってください。

柚子1kg分をあらう(5分)

柚子は葉やヘタを取って、30°c程度のお湯に30分ぐらいつけて置き、汚れを浮かします。

台所用のスポンジの硬い方でゴシゴシ。ヘタの部分の近くにシワがあるのでその間の汚れを取るようにしてください。ざるにあげて、水を切ります。

柚子の皮、薄皮、タネに分ける(10分)

柚子を皮、薄皮、タネに分けます。半分に切り、タネを取り出します。タネを取る時は、ボウルの上にざるをのせて、ざるの上で作業をします。そうするとボウルに果汁が落ちます。私のいただいた柚子はとても小ぶりだったので、すべて手でやりました。が、大きい柚子の場合はスプーンなどを使うと皮、薄皮、タネの仕分け作業がしやすくなります。

材料を切って、測る(15分)

皮:2、3ミリの幅に千切り(切れていないものもありますが、手作りの味として)。薄皮は1cmくらい大雑把に切ります。私の使った柚子は小さかったので皮を剥いて、そのまま切りました。でも、大きい柚子の場合は縦を3cm ぐらいにそろえてから、2、3ミリの幅に千切りすると、ティースプーンですくった時に落ちないので、食べやすくなります。

薄皮:切らずにそのまま入れるとスプーンですくいにくくなります。スプーンから落ちない程度だいたい1cm間隔にザクザクと包丁入れる感じでです。薄皮はすごく細かくしなくても皮が薄いので食べた時に口に残る感じは出てこないでしょう。


タネ:今回はジャム作りでは使いませんでした。

切った皮、薄皮を合わせて重さを測ります。今回は1kgのゆずから600gになりました。
総重量の50%の300gグラニュー糖を用意しました。

ホットクック にいれてスイッチを押す(40分+追加加熱20分)

千切りにした皮、1cm程度に切った薄皮、砂糖、お水ををホットクックの内鍋に入れて 軽く混ぜます。

ホットクックの
「自動」→「お菓子6」→「フルーツソース5」→スタート
40分弱火で混ぜながら煮込むモード

それが終わった時、皮が煮えていなかったようなので、追加加熱
「手動」→「お菓子6」→「20分」→スタート

追加加熱が終わったら、外の皮にも火が通ってちょうどいい感じです。この時少し水っぽいです。終わった時は水分が多いく感じますが、その方が冷めた時にちょうどいい硬さになります。それでも「水分が多すぎるかな」と思った時には、調理が終了してから蓋を開けて混ぜて蓋を開けたまま少ししばらく置いておくと水分が蒸発します。くれぐれも熱いときにちょうどいい固さにしないようにしてください。熱い時には水分多めで大丈夫です。

私の所持しているモデルは古い(KN-HT99A)ので、「フルーツソース」という自動メニューですが、最近のは「ジャム」モードがあるようです。注意したほうがいいのが、最初から弱火のモードで加熱することです。お菓子モードは最初から弱火で煮込みます。通常の煮物を作るモードで作ると沸騰するまで強火で加熱なので、吹きこぼれることがあります。

以前、手動→煮物モードで苺ジャムを加熱して、蒸気口からピューと激アツの苺の赤い汁が噴いたことがあります。これで、修理に出さなくては行けなくなりました。。(シャープのアフターサービスは修理の対応が早いので助かりました。)

出来上がりはこんな感じです。

まとめ

私は、パンにのせたりヨーグルト入れたり、お湯で割って柚子ドリンクにしています。炭酸水で割るのも美味しいです。

私は甘さ控えめの方が好きです。本来は柚子の重さに対して同量が80から90%の砂糖を入れるレシピが多いです。今回は重さに対して50%で作っています。なので、かなり柚子の味がしっかりします。ただし砂糖が少ないので保存期間は短くなります。なので食べる分だけ冷蔵庫に入れて置き、それ以外は小さい保存容器に分けて冷凍庫で保存しています。食べ終わったら冷凍庫のジャムを解凍して食べています。瓶保存もいいのですが、煮沸が手間なので、私は冷凍で保存しています。

今回は皮の苦味を軽くする、外皮を刻んでから水で茹でて、湯を捨てるという下処理はしていません。子供にはちょっと苦いと言われましたが、大人としては、ちょうどいい苦味かなと思います。

柚子の処理、たねを取ったり、皮を刻んだりがちょっと時間と手間がかかりますが、ホットクック で作ると楽でした。吹きこばれたり、焦げたり、といった火加減見なくてもいいし、混ぜることもしなくてもいい。時間はかかりますが、美味しいゆずジャムができました。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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