手間を省いた「粟ぜんざい」を作って見ました。

11月のお菓子でよく使われるのが、粟(あわ)ぜんざいです。

なぜ粟ぜんざいなのかは、
11月は抹茶の新茶の時期であり、炉を使い始める炉開きの時期。炉開きは、お茶人のお正月と言われています。そのお祝いの意味で、邪気を払う食べ物「小豆」を食べます。お赤飯も同じような意味で、お祝いの時に食されます。
あと、五穀豊穣を祈るため、五穀を使ったお菓子を用います。
五穀は、米・麦・キビ・アワ・豆。で、その中のアワと豆を使っているのが、あわぜんざい です。


以前通っていた教室の11月の稽古の時は、粟ぜんざいを先生が作ってくださいました。その頃を思い出して、粟ぜんざいを作りたい!ですが、あんこを小豆から作るとかなり時間もかかり大変です。。どうにかして、手間を省いて、でも味は思い出のままで。。と考えたところ、以下のような作り方ができました。これだと結構お手軽に、食べ切られる量で作ることができるので、紹介しますね。

手間抜き、粟ぜんざいの作り方

材料(4〜5人分)


もちきび 1合
ぜんざいorおしるこのレトルトパック 2個から3個
※「粟(あわ)ぜんざい」ですが、「もちきび」のほうが美味しいので、もちきびを使用します。
※あんこにつかうレトルトは、おしるこ→こしあんに、ぜんざい→つぶあんが出来上がります。

作り方

1)もちきびはよく洗って一晩(8時間程度)水に浸しておきます。
2)炊飯器にもちきびと水180mlをいれて、「白米モード」で炊きます。
3)あんこを作り始めます。レトルトのぜんざいを小鍋に出して弱火で木べらでよく焦げないように混ぜながら水分を飛ばしていきます。ぜんざいなので、水っぽいですが、少し木べらを動かして鍋底が見えるぐらいになったら火を止めます(15〜20分くらい)。
4)炊きあがった、もちきびをお椀に盛り、あんこをかけて出来上がりです

ポイント

  • もちきびは、食べる直前に炊き上がるように準備をすると、ほかほかの蒸したてで食べられます。
  • あんこは冷めてくると硬くなるので、ゆるいかな、と思うくらいの粘度で火からおろします。

使っている材料は、これです

もちきび
アマゾンではケース売りですが、私はスーパで買っています。


●もちきび120g ケース販売(8袋入り) 雑穀クッキングクラブ

https://amzn.to/3Hwe66k

レトルトぜんざい or おしるこ
下記以外のメーカーでも、スーパーなどで販売されているので、好みのメーカーでお試しください。甘さの加減とか、メーカーでかなり異なります。

●谷尾食糧工業 さくらあん 生あん仕立ておしるこ 160g×12袋入

https://amzn.to/3qLrP3k







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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