茶花を調達する苦労を知る
先日茶道の本を読んでいて、床の間の花について書いてあるところがありました。 「床の間の花について尋ねるとき、まず、その茶花を揃えてくれて事に感謝をする。」 花の入れ方や花入についてではなく、まず花から話を進めるというもの...
先日茶道の本を読んでいて、床の間の花について書いてあるところがありました。 「床の間の花について尋ねるとき、まず、その茶花を揃えてくれて事に感謝をする。」 花の入れ方や花入についてではなく、まず花から話を進めるというもの...
今回紹介する利休百首歌の2つの歌は、茶室を作るときに設置する、床の間に花入を掛ける釘の位置を示したものです。 「花入の折釘うつは地敷居より3尺3寸五分余もあり」 「花入に大小あらば見合せよかねをはずして打つがかねなり」 ...
「お茶室で抹茶をいただく」と聞いて、思い浮かべる空間はこういう感じでしょうか。 居心地の良さ 落ち着いた 静寂 非日常 その空間の演出に、大きく影響しているのは、「道具の扱い方」です。 利休百首歌の中、これら3つは、道具...
利休百首をみていると、デザインの仕事で自分が体験し感じたことと似たことが書いてあることがあります。そう思ったきっかけの歌を紹介します。 なまるとは手つづき早く又おそく ところどころのそろはぬをいう 利休百首 この歌の意味...
オリンピックを見ていて、勝利した人のインタビューを聞いていました。 誰かのため、競技の面白さを知らせたい、勇気感動を与えたい、 など、「自分のために」頑張ったということ以上に、「自分以外のために」と話しをしている人が多い...
利休百首歌の中にある、ひとの喜ぶこと、もてなしについて書いてある歌を探してみました。その中で、忘れてはならない重要なことが書いてある歌を紹介します。これを考えてると、自分や周りの事よりも、喜んでもらいたい人にフォーカスす...
最近、茶道とはなんだろうと考えて、現時点での自分の指針となる言葉が浮かびました。それは以下です。 茶道は、人を喜ばせる事を学べる。 「人を喜ばせる = もてなし」とも言い換えられますね。 先日読んだ本で、「人生は人を喜ば...
優しい色合いの古帛紗です。「寿」という文字の入ったパターンを、薄いグリーンとサーモンピンクで表現していて、初釜の席に携帯するのも素敵ですね。 寿文字蜀紅錦 蜀紅錦(しょっこうにしき)のよく知られている文様は、八角形と正方...
初めて、お茶を飲んだ方によく言われるのが、飲んだ後に「結構なお点前でした。と言うんですよね?」です。 昔テレビか漫画とかであった場面なのでしょうか。まあまあの頻度で聞かれます。 「お点前をしてくれてありがとう、美味しかっ...
これは、津軽塗の唐塗です。干菓子を入れるお菓子器として使用しています。以前青森に旅行に行った時に購入しました。 津軽塗の唐塗とは? 青森県漆器協同組合連合会ホームページからの引用です This is a Tsugaru-...
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