11月のお茶のお稽古

いつも借りているお茶室は、新宿御苑の近く。
都会の中でも木々が多いエリアです。
この日、雨が降っていました。

ビルの上から見る新宿御苑は、緑・黄・橙・赤
とさまざまな色の照り葉が、公園全体で模様を描いていました。
雨に濡れて、より鮮やかに発色していましたよ。

外でも照り葉が美しい季節には、
やはりお茶室の中にも美しい葉を。
今回は、「木いちご」の葉を使いました。
花は、「チョコレートコスモス」。

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2009_11_2
TOKONOMA on November
Chocolate color Mexican aster and autumn color leaves

毎回一番悩むのが、実はお花。
和花のお花屋さんも東京には数件ありますが、
私は駅にある普通のお花屋さんでいつも買っています。
花を選ぶときに気をつけているポイントは3点

1)季節の表現
2)花入れとのバランス
3)冒険してみる

1)季節の表現
特に気にしています。時期の花を使うようにしています。
どうしても時期の花が無ければ、通年花屋にあるものでも、
色で季節を表現したりします。

2)花入れとのバランス
花入れの大きさ、色、置く場所を考えて、花や葉の大きさ
高さ、しなり具合を想像しながら選びます。

3)冒険してみる
大げさですが、「試してみる」という感じですかね。
お茶室では、コスモスを使う事はあまりないので、
使ってみたりとか。

こんな感じで、現実的にお花屋さんで選んでいます。
季節感を感じてもらえるような、もてなしの気持ちで、
自分らしく、選べば良い!と勝手に思っています。

そうすると、お茶が身近に感じられませんか?

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今回のお菓子

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栗きんとん(松月堂/岐阜)
Sweet chestnut cake
材料が栗と砂糖だけという、シンプルだけど美味しいお菓子。
栗は山栗だそうです。







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