25年間分の茶道の稽古で使ってきた金額を合計して気がついたこと

中学生から約25年間、茶道お教室に通ってお稽古をしてきました。毎月収めている月謝などの合計金額がいくらになるのだろう?と、今日は計算をしてみました。

なんと 約400万円!

厳密に言うと、これにお免状を取った際に支払った金額や、茶事などの特別な稽古の際の代金は含んでいないので、合計金額はもう少し上がるのですが。。
「これだけ使ってたんだ」と確認したら、毎回の稽古を大切にしようと思いました。

こんなこと書いています
  • 月謝から合計金額を計算してみました
  • 茶道が身につくだけではない価値

月謝から合計金額を計算してみました

今回の計算方法は

1か月分の月謝 X 15回 =1年間に収める合計金額

1年は12ヶ月なのに、なぜ15回分を掛けるかというと、お中元、お歳暮、お年賀を含んでいるからです。この3つは月謝一ヶ月分で計算しています。

月謝の有無そのほか
1月お年賀 + 初釜参加費
2月
3月
4月
5月
6月
7月お中元
8月
9月
10月
11月
12月お歳暮

1年で必ずかかる金額

  • 毎月お稽古時の月謝11月分(8月はお稽古がお休みのため収めていません)
  • お中元、お歳暮、お年賀、それぞれで月謝1か月分
  • 毎年必ずある初釜の会費は、だいたい月謝の1〜2倍ぐらいです。少なめに見積もって月謝1か月分と同額で考えます。

月謝の1ヶ月分 x 15で

月謝が1万円だとすると15万円、
月謝が12000円だとすると18万円年間でかかることになります。

そしてこれらの金額を継続年数分かけます。

年間15万円を25年間支払っていくと 15 x 25 =375万円

年間18万円を25年間支払っていくと 18 x 25 =450万円

車が買えるぐらいの値段ですね(汗

2年に1度ぐらいでかかる金額など
上記の金額は、稽古茶事やお免状の取得の際の料金やお礼は含みません。なので実際にはもう少し合計金額は上がっているとは思います。あとお稽古やお茶会などで必要な着物を買ったりというのも入れてしまうともっと金額が上がりますね。

茶道が身につくだけではない価値

というわけで、合計金額を見てきました。今回こはお金の話でしたが、お金ではない価値は得ています。その価値は、2つあります

  • 日本美術全般への興味の範囲が広がった
  • 趣味の友人ができたこと

日本美術全般への興味の範囲が広がった
茶道は他の習い事と比べてかかる金額が大きいと思います。そのぶん学べること、興味の範囲が広いです。お茶を習っていなかったら、日本美術の展覧会を見る時の楽しさは今よりも少ないと思います。

趣味の友人ができたこと
お稽古場で出会った仲間です。共通の趣味の茶道を通して、年齢も30歳年上から10歳年下まで、さまざまな背景の方々と知り合いました。普段接点のない方々と話をさせてもらえて、生きていく上での知恵を聞かせていただいています。親戚以外で年齢が離れている方と知り合う機会はほとんどないので、お稽古に通っていてよかったと感じています。それは私にとって、大きな財産になっています。

興味の範囲を広げてくれた知識の財産、人生のさまざまなことが話せる友人に出会えた人間関係の財産、このふたつを考えると、この金額を払ってきた価値があると感じています。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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