持っているお茶碗の中で、好きなカラーリングのお茶碗を紹介したいと思います。
芽吹き柳と桜の茶碗です。このお茶碗を使う時期は、三月から四月。桜も芽吹き柳も春を象徴するモチーフです。
この茶碗のカラーリングを CMYK、 RGB、htmlカラーコード で表現をしたいと思います。
和風の色は少しくすんでて、自然の草木の色に近い色が多いです。「くすんでいる」と書きましたが、そういうよりは、より自然界にある近くのもの、土や空など他の色味を取り込んで、単色にはだせない調和を意図していると思います。
抹茶茶碗は、大きく分けて2種類あります。
- 絵がついているもの(薄茶で使われる)
- 無地のもの(濃茶で使われる)
このお茶碗は絵のついているものなので、薄茶で使われます。時期ごとに入れ替えるお茶碗で、お客様に季節の移ろいを演出するアイテムです。
This is a Japanese tea ceremony teacup with budding willow and cherry blossoms. The time to use this teacup is from March to April. Both the cherry blossoms and the budding willow are motifs that symbolize spring time.
抹茶茶碗のカラーリングコード Matcha Tea Bowl Coloring Codes: CMYK,RGB,Web for design
R:122 G:53 B:45 / #7A352D C:50 M:85 Y:85 K:25 | |
R:163 G:56 B:56 / #A33838 C:40 M:90 Y:80 K:5 | |
R:131 G:204 B:210 / #83CCD2 C:50 M:0 Y:20 K:0 | |
R:84 G:185 B:131 / #54B983 C:65 M:0 Y:60 K:0 | |
R:202 G:178 B:124 / #CAB27C C:25 M:30 Y:55 K:0 | |
R:238 G:238 B:238 / #EEEEEE C:8 M:6 Y:6 K:0 | |
R:247 G:242 B:236 / #F7F2EC C:4 M:6 Y:8 K:0 |
色について
このお茶碗の素敵だと思う点は、桜を通常の桜色(ピンク)で描いていない所です。濃い赤えんじ色(臙脂色)で描いており、それが全体を落ち着いた雰囲気にしている思います。柳の緑あおたけいろ(青竹色)と、水色みずあさぎ色(水浅葱色)も生き生きとした春を表す色味でいいですよね。
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