今年出来た事「茶名を取る」

今年、ずっと気になっていたお茶名をいただくことができました。

数年前、「そろそろお茶名取る?」と先生に言われて、その後間もなく先生がご病気になってしまい、その教室でのお稽古も終了してしまいました。それから、今の先生の所にお世話になって、約2年。ふとそのことを先生にお話したら、「申請しましょう」となりました。区切りみたいなもので、持っててもいいなと思っていたのですが、実際「茶名」って?とおもって、検索してみたら

—–

極意を皆伝された茶人に付ける名前。古くは師匠の一字名を与えられたが、村田宗珠が参禅の師である大徳寺の名禅から「宗」の一字を授けられて以来、それを上に用い、下の一字を師匠からもらうのが習いとなった。

【大辞林】
—–

「下の一字を師匠からもらう」となっていますが、私の周りでは本人の名前から取っていることが多いです。(裏千家だとそうなのかな?)

お茶の許状(お免状)は、「○○が出来る様になったから免状を頂く」のではなく、「○○をすることに許しを得た証」なので、いただいてから出来る事(勉強 すること)が増える事になります。茶名を使い始めると、いままで、知らなくてもなんとなく許されていた事が、ちょっと許されなくなるかも。周りの目がそうなりそうで、ちょっと困るかな。。

許状は桐の箱に胴掛け。そのなかに、許状がはいっていました。この真田紐のカラーリングも裏千家だと茶鼠に若草色の縁取りですが、他の流派だと違うカラーリングを使うそう。

中に2つ許状がはいっていましたが、一つは「茶名」もう一つは「紋を使う許し」でした。つぼつぼという裏千家の紋を身につけて良いという許しです。これは知らなかったので新しい発見。シンボルマークを使う許しですね。

なにはともあれ、今年中に区切りを付けてもらって良かった。先生も忙しい中迅速に手続きしてくださり、とても有り難かったです。次の許状も今の先生のところで取らせてもらえたら嬉しいな。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA