百人一首を覚えてみる

ちょっと前から、百人一首を暗記するのが家での目標になっています。きっかけは2つの事柄があったからです。

1)大寄せのお茶会で、和歌の事を全然しらなくてちょっと恥ずかしかった。
2)お茶のお稽古で歌を詠む時にそのコツが知りたくなった。

「小中学校で暗記していたら良かった」。と今更後悔しています。そのころまったく興味が無かったので、しょうがないですがね。。学生時代にちゃんと古典の勉強
をされていた方には、ごく当たり前の内容かもしれません。しかし私は真面目にしていなかったので、この年になって知ることが新鮮で、新知識に燃えてます(笑)。

興味が出た時が学び時ということで、アマゾンで朗読音源と解説本を購入。音源はiphoneにいれて出かける時は聞いています。たまに、仕事しながらも。

解説本を読んでいると、歌以外にもお茶の理解に役立つ言葉が色々あって、それがなかなか面白いです。「あの時聞いたこの銘は、この歌枕から来てるんだ!」とか、発見する事がたくさんあります。

歌枕(うたまくら)は古くから歌に詠まれている土地や名所の事です。茶席で良く聞くのはやはり京都・奈良あたりの名所が多いですね。なので、その地方を抜粋します。

場所:歌枕がもつイメージ

宇治山(京都府宇治市):憂(う)し
須磨(兵庫県神戸市須磨区):海士(あま)・わび
住の江(大阪市住吉区近辺の海岸):松・神・波
三室山・龍田川(奈良県生駒郡):紅葉
吉野(奈良県吉野郡):雪・桜
難波江・難波潟(大阪湾の入り江):葦

(暗誦 百人一首/永岡書店)

歌枕は決まった情景を連想させる言葉です。なので、お茶の銘としても使われるんですね。覚えていたらよりお茶会に出席する際に理解が深くなり、楽しくなりそうです。頑張って覚えよう!







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