金魚柄の着物

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「日本橋で金魚の水槽展示が見たい」と母が言うので、日本橋で開催しているアートアクアリウム 2013~江戸・金魚の涼~にいってきました。

宝石型や円柱等さまざまな形の水槽に数種類の金魚が入れられていて、その水槽をライトアップ。水槽内の水の透明度がすばらしく(この技術がないとこの展示は出来ないみたいです)金魚が空中を浮いているように見えます。

写真撮影がOKなのでみんな撮影に夢中。そのためにとても込んでました。展示を見に来たというよりも写真撮影が目的のような方々もたくさんいました。みんな、ファインダーからしか展示を見ていないでしょ?っていう状況(苦笑)。9/23まで開催しています。

その展示の最後に「金魚柄の着物」がテーマのエリアがありました。金魚柄の着物は素敵ですが、着られる時期が限られるので「おしゃれさんの贅沢品だなー」と思って私は触手が動きません。

柄のある着物では、その柄が季節に合っている事が大切です。柄が気に入っているからといって長い期間着られないのがとても残念です。

しかし、例外も作ることは可能です。

作家の宇野千代さんは桜が好きで、桜柄の着物をよく着ていらっしゃった様です。
桜は春の花。通常だったら桜の花が咲く前3月頃から、開花を待つ気持ちで着用し、桜の花が散ったら着ません。

でも、自分のシンボルのように「自分=桜」という気持ちで着ていたら、どの時期でも着ててもいいかもしれませんね。桜は特に国花として捉えられているので、その面でも通年大丈夫かもしれませんが。

あと、女優の萬田久子さんは兎柄を集めていると、彼女の着物本で読みました。

自分の好きなモチーフをシンボルの様にコレクションしたら、おもしろそうですね。私は以前、オウム等の鳥柄を集めたいと思いましたが、なかなか着物を買う機会も無いので、コレクションもされずそのままですが。。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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