2012年の年末、母の代わりにお茶会に参加をしてきました。濃茶、薄茶、点心が頂けるとあって、
完全にお菓子と食べ物につられての代役です。
お茶会に参加すると、楽しみなのがお道具とその取り合わせです。季節や趣向にあわせて、亭主さんが考えます。今回はもちろん、すべて師走の趣向。
お道具の中、お菓子器に楽器の琵琶が蒔絵でデザインされているものがありました。
「なぜ琵琶なんだろう?」
とふと疑問に思っていたんですが、亭主の方からは特に説明がなく。その場は終了。
家に帰ってお茶の本を開いた時に、答えを発見!この琵琶があるものを象徴していたんです。
それは、2013年の干支、巳(へび)でした。
琵琶=弁財天=白蛇(弁財天の使い)=巳
ということで、琵琶は巳を象徴することが出来るんです。
「琵琶」として道具の取り合わせに使う事もできるし、
今回の様に「巳」として取り合わせに使う事もできる。
特に説明が無かったのは、同席していた先輩方はご存知だったって事ですかね。まだまだ修行がたりませんね。
点心も師走の雰囲気たっぷりでした。最後の食事は、ご飯ではなく、「年越しそば」。にしんそばでした。
よいお年を。
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