先日友人から誘われ、日舞の発表会へ。
会終了後、楽屋へご挨拶にお邪魔した際、素敵なお菓子をいただきました。
京都「末富」製の味噌餡を、白と淡いピンクの薄い麩焼きで表裏に挟んだお干菓子です。
ご本人が舞われた題に合わせたデザインの、焼き印がしてあります。
オーダーされたものですよね。
前に「末富」のご主人がNHKのプロフェッショナル(確か・・・)に出演されていたのを偶然拝見しました。「お菓子は食べるためだけのものではなく、ストーリーを表現する」のような意味のことをおっしゃっていました。
表現しようと思うのは誰でもできるし、気づいている人たちも沢山いると思います。でもそれを実現するのは難しい。
このいただいたお菓子を見、味わった時に、ストーリーが実物に落とし込まれている様を感じ、作り手の力量に心が動かされました。
人の気持ちと、作り上げたストーリーが感じられる。そんなデザインをいつも作れたら、幸せだと思います。
自分もそうありたいな。
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