9月のお稽古は、ちょうど十五夜に行いました。
床の間にはススキを入れて、掛け軸は、「吾心似秋月」(わがこころはしゅうげつににたり)でした。私の心は秋月に似て、汚れなく、クリアである。という意味です。
テレビで見たのですが、夏は夜空での月の位置が高すぎ、冬は低い。春と秋がその中間
でちょうど良く、春は空気がかすんでいるのに対し秋は空気が澄んでいる。なので一年の内で一番美しい月が見れるそうです。
新宿は、うっすらと雲がかかっていたので満月が見られなかったのですが、
お菓子でお月見気分を味わいました!
主菓子
黄色い丸い形の上にススキがデザインされています。丸い形もすこし割れていて、詫びた感じを表現しているのか、もしくは、月の表面の感じなでしょうか・・・。キレイでおいしいです。
月の表面にいるのは、ウサギ。お干菓子はウサギと菊の花でした。
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主菓子
嵯峨野(鶴屋吉信)
干菓子
菊、うさぎ(老松)
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