10月のお茶のお稽古

今月は、風炉の最後の月。点前座の中央に風炉を置く「中置き」です。
朝夕の少し冷える時期に、お客様にすこしでも暖かくしていただこうという気持ちの
現れで、畳の中央に風炉を置いています。

お点前では、道具の置く位置が9月までとは異なります。一年で一ヶ月だけのお点前な
のでなかなかお稽古する機会がありません。覚えるのはちょっと大変です。でもお茶
で重要だとされている。お客様をもてなす心がよく現れているので「中置き」が私は
大好きです。

床の間には、ケイトウとヒぺリカムで、あたたかい感じのするケイトウと
秋らしく、実のある花を合わせました。
2008_103

お菓子は秋といえば、栗です。くりきんとんを用意しました。
2008_101

栗の濃厚な味がおいしいです。でもちょっとだけ大きいので、いただいている途中で
口の中がモソモソし始めるのがちょっと残念。。お茶はお菓子をいただいてからお抹
茶をいただくので、食べている時の口の中を想像して作っていただけるとうれしいん
ですよね。

お菓子は、もう一種類。
京都のお菓子で人気の阿闍梨餅です。
2008_102

京都の伊勢丹では、実演販売(?)デパ地下で作りたてを売っていました。
もちもちの皮が出来立てだと、おいしいんだろうな〜。

秋も深まり冬に突入ですね。

くりきんとん(叶匠壽庵)
阿闍梨餅 (満月阿闍梨餅本舗)
紅葉落雁 (塩芳軒)







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