ビジネスモデルと家元制度

先日仕事でビジネスモデルについての本を読みました。

そこに意外でしたが、家元制度についてかいてありました。
4年前から携わっている、ペットフードのメーカーさんのビジネスモデルは何にあたるのか、戦略はこれからどうなっていくのか、と、気になっては見たものの、知識もないので、本を探しました。
さまざまな種類のビジネスモデルが書いてある本を図書館で借りてきて読みました。


いくつかの項目のなかに、ネットワークビジネスがありました。紹介者からしか購入できず、購入時には紹介者に報酬があるというものです。そしてその親紹介者にも報酬がある。そのシステムの構築をすることが、ネットワークビジネス。


そこにちょっとだけ、家元制度について書いてありました。許状をいただく時に思ったのは、「家元の精度はネットワークビジネスのようなものだなあ」でした。なので、家元制度という文字を見つけた時にハッとしました。しかし、その筆者の見解では、「厳密には家元制度はネットワークビジネスではない」。理由は「許状購入のやり取りはあるが、物自体を売っていないから」
許状は「能力があるので、点前をすることを許可する」ということなので、物品ではない。ので厳密にはマーケティングでは扱わないものなのかな。


その許可状を「購入する」。お金の代わりに許状が来るので「買う」感覚。ん?「購入する」?「いただく」?私は未熟者なので、「購入する」と思ってしまいます。でも、家元制度ピラミッドの上ほど、「購入する」のではなく「いただく」である。と考えている気がします。
お金を出してこそ、知れることもありますが、「趣味」の域を出てしまっていると感じます。フルタイムで働けて毎月給料があったら、あまり思わなかったけど。。


うん。茶道は「趣味」ではないのかな。きっと「道」なので、生き方か。「趣味」から始まり、生き方になり、歳をとってからは「生きがい」になるか。。


茶道をよく知らない人に紹介する時、「趣味にどうですか」と紹介できないのなら、茶道のポジショニングは、どんな感じだろ?「あなたの心の拠り所となり、社会とのつながり、社会への理解。そして、生きがいになるかもしれないものです」


かな?







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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