六月のお菓子「水芭蕉」

先日はお稽古にちょっと参加。お菓子を準備する手伝いです。

お稽古のお菓子はいつも、見た目重視で選んでいます。その時期を感じるのがお茶の楽しみでもあるので、お菓子は目で季節を味わって頂きたいと思っています。

で、今回はこれです。

新杵の上生菓子で、「水芭蕉」と銘がついていました。緑のきんとんに、水芭蕉の花が咲いています。

きんとんとは、着色した餡を裏ごしでそぼろ状にし、丸めた餡の回りにまぶしたお菓子のことをいいます。季節によって、そぼろの色を変えて、「満開の桜」、「紅葉の山」、「雪解けの大地」などを表現しているお菓子屋さんもあります。

今回のには、餡で作った小さな水芭蕉が乗せてありました。色だけでなく、具体的なモチーフを餡で表現しています。初めて見るデザインに惹かれ思わず購入。

新杵さんでは初めて買いましたが、ほかにも、「薔薇」の上生菓子もあり、現代の生活の中で見られる季節を表現されてるようで、楽しかったです。

もちろん味もよかったです!







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