今年前半最後のお稽古が終わった後に、先生が色々な布を見せてくれました。(写真があると良かったのですが、話に夢中になり結局撮影まではできませんでした。)
その布達は、ほとんど海外のもの。先生が旅行に行った時に記念に買ったものや、知り合いに頼んで買って来てもらったもの等その思い出を語りながら、布について説明してくれました。
香港、インドネシア、タイ、インドの布を見ていると、ちょっとした旅行気分になります。「こういう金糸刺繍が入っているのは位の高い人の服を作る時の布なのよ」「手染めだからこういうちょっとした染めのミスと思えるものが味になっているのよね」などなど各国それぞれの織りや色に特徴があり、そんな話をしてもらっていたら時間も忘れる程楽しかったです。
私は旅行に行ったときに「ひとつ、お茶道具に見立てられるものを購入する」を実行していますが、布は全く考えていませんでした。現地の布を記念に買うのもいいですね。
数年前、洋風パターンの古袱紗を手作りしようと思い立ち、ヨーロッパのシルク生地を買いました。それを見よう見まねで作ったのですが、なかなか上手に出来ず、いまだ茶室での出番はありません。。今度は先生に教えてもらおうと思います。
そうそう、先生の持っていたインド布の古袱紗が、今年許状を取る生徒さん(私を含む)へプレゼントされることになりました。作ってくださるのは、手芸の上手な生徒さん。まちがっても私ではありません!
夏休みが終わって、その古袱紗を拝見させてもらうのが楽しみです。
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