日本橋榛原の熨斗袋

先日、日本橋の和紙のお店榛原に行ってきました。

ここで買い求めたのは、婚約記念品の目録用の熨斗袋。

私事ながら、先日入籍をしました。入籍の前に、簡易的な結納式の際に購入した熨斗袋がとても興味深かったので、書こうと思います。

2012_3_01

熨斗袋といっても、お台にのせられ、帛紗(この場合は風呂敷ですが)に包まれています。お台もちゃんと熨斗袋サイズ。

お茶の先生に以前教えていただいたのは、
「まげのものは、丸いのは綴じ目が手前。角は綴じ目が向こう側。

それを、店員さんに話したら、
「結納等の場合は、”全てを開示します”という意味を込めて角のものでも綴じ目は手前に持ってきます。」
とのこと。

綴じ目は手前。

そして、この目録を差し上げる際には、帛紗も一緒に差し上げます。もちろんお渡しする際は、帛紗を取って台に乗せたままお渡しして、帰る際に「こちらでお持ちください」と帛紗もお渡します。これは、「持っていったものは、持ち帰らない」という意味があるそう。

嫁にいった私も、帰らないように。気をつけます(笑)

熨斗袋一つを取ってもいろいろなしきたりがあるんですね。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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