風炉の灰型作り

5月からは 風炉の季節です。いつもこの時期になると
「ああ、今年も半分終わってしまったんだなあ」
と思います。

炉をしまう時、私の家では半畳の畳全体を取り替えます。
そうすると炉で開けていた部分の 段差がなくなり シンプルな 四畳半になります。
小さい畳で炉の部分だけ蓋をする場合も考えたんですが、
1/4サイズの畳の蓋と半畳の畳が一緒の値段だったので、そうしました。
全部を付け替えたほうが、見た目スッキリで良かったです。
ま、大きい畳をしまうスペースが必要ですが。。
あと、他の畳との焼け具合が異なりますが。。

その後に 風炉を準備します。
 私の家は電気なので 畳の上において終了。 お手軽です。

私の先生のお宅では、炭を使っているので炉から風炉へ変わる時には
色々準備をします。 先日お手伝いをしてきました。

灰型は風炉の中、炭を入れる場所です。これを作らせていただきました。

フワフワとした灰を ヘラで 形作ります。
使用する場合には、そこに炭を入れ、火を焚き、釜を置きます。

本来は、お茶事の度に気持ちを込めて、灰型を作ります。
形も色々あり、例えば

山の風景を描いた遠山。

魚の鱗のような鱗。
鱗は、風炉に火が入るとフワーと浮き上がってくるそうです。
いつか作ってみたい。

今回作らせていただいたのは「遠山」
最後に 火を入れるところへ八卦の「水」の象徴を書き、終わりです。
火を水で中和しバランスをとっています。

以前もお手伝いをしたことがあるんですが、
その時よりは今回の方がちょっと慣れたかな。
へらの使い方が上手くなったと褒められました。嬉しい☆
娘としている、砂場遊びで鍛えられたかな。
娘のほうが以外と上手かも?!
もうちょっと大きくなったら、トライさせてみようかな。







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