2月は、一年で一番寒い月でこの月にだけ使う
「筒茶碗」でお茶をお出ししました。
今年は、異常気象なのか、暖かい日が続いていましたが、
この集い当日も、そんなに外も寒くなかったのです。
でもお茶室の中だけは、寒い季節を思い出すように、
熱いお茶をみんなでいただきました。
この四半世紀前とくらべても格段に冬は暖かくなっていると
感じます。お茶が盛んに行われていたときは、 冬はほんとうに寒かったんでしょうね。
「筒茶碗」のような、冬のお手前が「冬は暖かく」という気持ちの
現れ以上に、「冬の表現方法」となってしまうのは、複雑な気持ちです。 と、最近いわれている、地球の温暖化をお茶室からふと考えました。
椿餅
お干菓子
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主菓子
椿餅/叶匠寿庵
椿の葉で上下をはさんだお菓子です。中のお餅はまるで、 葉の上につもった雪のようでした。
お干菓子
羽一衣/あめやえいたろう
いちご味の板状の有平糖です。最近老舗の栄太郎が新しいブランディングで 新宿伊勢丹にショップをだしています。パッケージがかわるとこんなにイメージ
がかわるんだと思いました。職業柄気になります。昨今の和菓子のブランディングは 見ていて興味深いです。あ、もちろん味もおいしいですよ!
豆/豆久(飛騨高山)
砂糖がかかった、大豆です。香ばしくておいしいです。
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