この夏に発見した気分転換法「レシピ本を読む」

子供の夏休みも、もうすぐ終わります。どこにも行けないこの夏休みを、やっと乗り越えたと、少しほっとしています。家以外では、近所の公園、近所のイオン、図書館によく行っていました。図書館の子供フロアの一角に、レシピ本が置いてあるレイアウトになっている図書館なので、子供が本を自分の本を探している間、私はいろんなレシピの本を探し、一緒に借りてくることが日課でした。大人用の本は違うフロアなので、一人子供フロアに残していくわけにもいかず、しょうがなくレシピ本を見ていたのですが、これが結構面白く、たくさん借りています。読む本を探すキーワードは「魚系、野菜系の健康的なレシピ」、「外国の料理」、「手軽・簡単」です。


なんでレシピ本を見た後には、ちょっと気分がスッキリします。その理由を考えたら、このふたつかなと思いました。

  • 身近な新しい発見があり、気軽に試そう、という気になる
  • その土地を疑似体験できる

では、私なりのレシピ本の楽しみ方を書きます。

身近なレベルでの新しい発見があり、気軽に試せる

「魚系、野菜系の健康的なレシピ」「外国の料理」で借りて来た、スペイン料理のレシピ本。この本にはオリーブオイルとたくさんの野菜を使った料理が載っていて、シンプルに素材の味がするんだろうな〜。と想像されました。

この本での発見は、サラダにオリーブをのせること。レタス、トマト、きゅうり、紫玉ねぎ、そこにオリーブの実をのせて、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、胡椒で食べる。というシンプルサラダ。オリーブの実がサラダに入ると味に変化が出て、飽きないで食べられます。これは取り入れて、最近は市販ドレッシングなしで、オリーブをのせて、お酢、オリーブオイル、塩、胡椒で食べるようなりました。


また、別の本で、意外な組み合わせの発見も面白いです。気になった組み合わせは、

ピーマンxひじきxパスタ

なっとうx角切りりんご

意外すぎて味が想像できない。ですが、身近な素材なので、今度試してみようかな。
様々なレシピを見ていると、自分では思いつかないような組み合わせなどで、発想の転換ができます。それにより、固まった気分がちょっと変わるのがいい気分なんです。「どんな味がするのかな」とか、「そういうアイデアがあるんだ。自分も試してみよう。」と思って行動ができる。しかも、手軽で、高価な材料でなくてもOK、家でできる。がいいのかなと思います。

※上の写真は、ハワイのレシピ本に載っていた、サラダだけどグラタンのように最後焼き目をつける料理です。料理の名前は忘れてしまいましたが。。暖かいポテトサラダっぽくて、意外な味で美味しかったです。

その土地を疑似体験できる

その土地を疑似体験できるあと、海外の料理のレシピ本も借りてきます。「そのレシピで作ってみよう!」というヤル気はないんですが、エスニック料理、中国料理、韓国料理、スペイン料理、フランス料理のレシピを見るのが楽しいです。

その理由は、いろんな国料理の本をみていると、旅行に行ったような気分になるからです。各国料理のレシピ本には、必ず、その国の生活、市場の様子、とかどういう時に食べる料理か、スーパーマーケットの品揃え、なども載っているので、疑似海外旅行ができます。

家庭料理を紹介するレシピ本だと、その料理は代々、おばあちゃんからお母さんに教えられて自分に来た。というような生活に密着した話や、一年で一番寒い日に食べます。など気候の話も書いてあって「寒い中でこれを食べたら美味しいだろうな〜。」とか勝手に想像して、読んでいます。

あと、料理とお皿とのコーディネートも面白いです。その国で作られたお皿に盛り付けられていたり、ランチョンマットなどが刺繍がされている工芸品だったりと、本当に旅行気分。お茶の道具の取り合わせとかに参考になりそうな素敵なコーディネートがたくさん発見できます。また、写真撮影の勉強にもなります。

いままでは、おとづれたことのある国のレシピ本でしたが、まだ行ったことのない、インド、ベトナム、東欧のレシピ本も見て旅行気分を味わいたいです。


ちょっと気分が落ち込んだ時や、ストレスが溜まった時に行う、コーピングとして加えておくのもいいと思います。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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