先日夏のお茶をしました。
夏といえば水差しの上に大きな葉を置き、
蓋の代わりにする「葉蓋のお点前」があります。
以前は花屋さんで大きめの葉(モンステラの様なハリがあって硬い葉っぱ)を
買っていたんですが、
固い葉っぱだと、小さく畳んで、蓋を開ける葉蓋のお点前がやりにくい。。
という悩みがありました。
今年も葉蓋の季節だなーと思って道を歩いていたら、道端に「梶の葉」が生えていることに気づきました。 葉蓋は七夕のお点前なので、葉は梶の葉を使います。
茶花は、街路樹の下、緑道、公園などにけっこう生えていたりします。
理由は、昔、紙が少なかった頃七夕の短冊の 代わりとして、梶の葉が代用されていました。
葉に毛筆で墨を乗せます。梶の葉には細い毛の様なものが生えているので、これが文字を書いても弾かずに書けるんだと思います。
そんな夏のお点前なので、お菓子は 水饅頭 に。
娘も
「お菓子を食べるときは、
1)お先にと挨拶
2)懐紙を出して、乗っけて
3)懐紙を片手で持って頂く。
んだよ」と教えて、一連のことをクリアしました。
さすがに水饅頭は 黒文字では 食べられないのでお皿とスプーンでなしましたけど。。
「美味しい!」と言って 薄い抹茶も
感謝して、お茶碗回して、作法に則り飲んでいました。
最近お茶を頂く作法は覚えてきましたね。
夏のお点前は涼しげで良いです。
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