春満開

この2ヶ月アップし忘れていました。。

3月の終わり、お花見真っ盛りの時にお茶をしました。

外は桜が満開で、お茶室にこもらなきゃだとちょっと残念だったので、
こんなお菓子で茶室で春を満喫。

清閑院「春満開」

前に見た映画「利休にたずねよ」で、茶会の場面がありました。
そこでは、お客さんが茶室の中ではらはらと落ちてくる桜の花びらに気がつき、
ふと、天井を見ると、大きな桜の枝が天井に設えてありました。
茶室に居ながら桜の下にいる趣向。

これは外の桜が満開の時なのか、それとも満開の前なのか。
前だと、人々が楽しみにしている近い将来を見せて上げるような、魔法をかけられているような気分が満喫できます。

外が満開の時に茶室でも同じ気分を味わおうと、持ってくる。それはそれで、いいけれど、それなら満開の桜の下でお茶をしたほうがいいのではないか。

たしか、利休にたづねよでは、桜の時期の前だったような。。。
蕾の桜を咲かすには、暖かい所に置いたり(?)などの工作が必要だろうけど、
その努力により、お客さん達は特別な魔法をかけられたような気持ちになるんだろうな。
お茶室とは、現世から隔離された別世界なのだから。







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