七夕の日に大寄せのお茶会に行ってきました。そこでの床の間の設えが素敵だったので、
ぜひ報告したいと思います。
亭主の方がいろいろ説明してくださったので、簡単に書きます。昔、七夕は着物を織って神様にお備えし、秋の豊作や禊の行事でした。そして仏教が伝わると、それをお盆を迎える準備として七月七日の夜に行われるようになり、「七夕」という漢字はそこから来たという説もあります。
なので、「仏教」や「中国(大陸)」も七夕の趣向と考えられます。それを踏まえてお茶会の床の間は、チベットの仏器「シンギングボウル」を花入れに見立て、蓮の花と葉を入れていました。
そして席入り時にも、水屋から微かなシンギングボウルの音色が聞こえる演出も。エキゾチックだけどリラックスする茶室。畳の上で聞く音色はとても新鮮でした。
こんな感じです。
蕾のピンクが緑の中で美しく、花が開こうとする瑞々しさにあふれていました。(まあ、絵ではあまりそこまで表現できてないですが。。)
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