花嫁の末広

結婚披露宴に宮脇賣扇庵さんの末広を使いました。

最近は和装でも、着物の柄や色に合わせたブーケを合わせるのも多くみかけますね。ブーケを押し花等にして、記念として保存したり。でも、私は伝統的な雰囲気が好きなので「着物の手に持つ物は末広!」と決めていました。そして、記念としてこの末広を買いました。
2012_06_01

着物の柄が針松と鶴だったので、末広の蒔絵も松に。
これは留袖用の末広としても使用できます。

花嫁が使用する際には、華やかに長い房を付けます。
なので、環がついています。

お店の方が教えてくださった素敵なお話をシェアしたいと思います。
嫁入り後の第一礼装、留袖用の末広には房をつける環は必要ありません。
結婚式後、
新婚旅行に行っている間に、お店に預けて環を外してもらうように
おねがいします。旅行から帰ってきたら、留袖用の末広になっている。
そういう過程も入れて、嫁入りしたと実感するのですね。

私は環を外さず房も付けて、結婚記念日とかに床の間に飾るつもりです。
いつまでも、結婚式の嬉しさを思い出せるように。







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