7月の最終週にお茶のお稽古をしました。
7月のお点前「葉蓋」をしました。水指の蓋が大きな葉になっています。大きな葉がさわやかで涼しげですよね。
写真ではちょっと葉が乾いちゃっていますが、さっと濡らしたり、水滴を散らしたりするともっと清涼感があります。
本来は梶の葉を使用するそうですが、口が隠れる葉なら何でもOKです。
でも昔、紫陽花の葉は毒があるからダメだと言われました。水指の水をお釜に入れたりするので、気をつけましょう!今回のお稽古で使ったのは、桑の葉です。
梶の葉を使うのは、七夕にちなんでです。昔は梶の葉に短冊の代わりに墨で文字を書いていたそうです。墨を弾かない葉なんですって。七夕の季節モチーフなんですね。そういえば、先日お伺いした私の先生の所のお菓子は、梶の葉の形をした練りきりでした。
そうそう、今回使用したお菓子はこちら
花園饅頭のくず饅頭です。
ちなみに、なぜ赤く透けているかというと、餡がトマト味なんです!夏野菜のトマトを使ったちょっと変わったお菓子でした。ガラスの器に盛りつけると涼しげですね。
道具の工夫で、視覚からさわやかな清涼感をもたらす。ちょっとしたことで、結構変わるから面白いですよね。
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