九月のお月見

すっかりご無沙汰しています。。

ちょっとお休みしてしまっていましたが、

また更新していこうとおもいます。

先月のお話、お月見の飾を娘とおばあちゃんで、手作りをしました。

粘土細工の延長みたいにとても楽しんでいました。
白玉粉と少し上新粉を混ぜ、くるくると小さいお団子に。

お団子を作るとき時のくるくるは、さすが!粘土に慣れている子供!
おばあちゃんよりも上手にまん丸に同じ大きさで出来ていました。

それを茹でて、高坏の器に盛り付け。
使った高坏は貴人点の時に使うお菓子の器です。

お月見にはススキがマストですが、どこに行ってもなかったので、
水引等、野の花を集めました。
ちょうどこの日はベランダから満月が借景のように見えて
とても素敵でした。お月さんも喜んでいるかな

満月に雲がかかり、雲の形が刻々と変わっていく美しさを見ると、
思い出す言葉があります。

「わび茶」の創始者といわれている人物で、僧の村田珠光が残した、
「月も雲間のなきは嫌にて候 これ面白く候」

まん丸で明るい完璧な満月よりも、
すこし雲がかかり、その間から見える月の形や光を楽しむ。

今年のお月見は、珠光がみたら楽しむんじゃないかなーって思うほど、
幻想的でいつまでも眺めていたい月でした。







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