先生の所での前回のお稽古は5人で唱和式をしました。
そこで初めて挑戦した2つの事がありました。
唱和式は札を引いて、お点前を誰がするか決めるゲームのような花月の一種。名にもあるように、和歌(もしくは俳句)を最後に読むのが特徴です。その前に、以下のような順序でさまざまな事をします。
> 5人それぞれ床の間に花を入れる
> 一人が香を炊く
> 皆で濃茶をいただく
> 薄茶を花月で行う
最後に 床の間に自分で入れた花一種を使って歌を読む
夏の花と花入れが合う様に、自分で花を見積もって入れます。床の間には5人分の花入れが用意されていて、風炉の時期に使われる籠ももちろん準備されていました。一つ目の挑戦は、「釣舟」に入れた事です。
釣舟は床の間の中央に浮かんでいる様が、とても涼しげで軽やかです。家の床の間にも天井に釘は打っていますが、まだ釣舟を入手していないので、釘は使われないまま。早く使ってみたいな。
そして、もう一つの挑戦は和歌です。歌には始めに自分が入れた花の名を一種使います。俳句は句会に混ぜてもらう事もあったので、少しは親しみがあったのですが、和歌は本当に初めて。最近図書館で借りた「和歌文学の基礎知識」というのをちょっとだけ読んで、詠ってみました。
んー。自己採点は50点くらい?目指しているのは、説明的でなく情景が浮かんでその気持ちが共感できるような事を31文字で表現する歌だったんですが、なかなかむずかしいですね。コピーライターの苦悩がよくわかります。これから本読んで昔の人の歌を参考にして頑張ります。
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