和装バッグは「大切に使う1個を買う」

着物の時に使う和装バッグ。いろいろなデザインが販売されていますよね。荷物がたくさんはいるトートバッグから、レディなクラッチバッグまで。和柄でかわいいものがたくさんあります。
基本的に私は、着物用のバッグは洋服と兼用できるものを使用しています。洋服でもつかいたいので和柄のバッグは持っていません。

なぜ着物と洋服と兼用できるバッグをつかうかというと、使う機会をできるだけ多くしたいからです。今日は着物の時のバッグ選びの基準を書きます。

コンテンツ
  • 和装バッグは使う機会を多くするために1個だけ
  • バッグを選ぶ時に気にしていること5点

和装バッグは使う機会を多くするために1個だけ

着物とのコーディネートと合わせて、デザインや色の違うテイストのバッグを何個も持てたらいいのですよね。でも、私は一個を使い倒すようにしています。


これは、着物に合わせてバッグをいろいろ持っていると使わないうちに、経年劣化させてしまうことが多かったからです。それは、草履も同じでした。気に入って持っていたバッグや草履の表面がモロモロになったり、変色したり。。十分につかわないまま、さよならした草履やバッグが多かったです。。


昔はコーディネートに合わせて、様々なバッグや草履も揃えるのが楽しかったんですけどね。しかし、着物を着る機会は限られます。たくさんのさよならしてしまったバッグと草履を無駄にしないために、この教訓を生かし、以下の3つを軸に「大切に使う1個を買う」と決めました。

  • 気に入っている
  • 使う機会が多くある(洋服でもつかえる)
  • 着物を選ばない

購入する予算は、3つ購入していた予算で1つ買う。を考えて、出せる範囲で購入しています。気に入ったものと似ているデザインだから。。など妥協して安いものを買うことはせずに、必ず気に入っているものを買います。

バッグを選ぶ時に気にしていること5点

そんな気持ちで選んだバッグは
ロンシャンのル プリアージュ

色はブラックです。洋服でも着物でも使う機会がよくあり満足しています。このバッグを選んだ時に気にしていたことは以下の5点です。

  • 軽量である
  • 濡れても大丈夫
  • 着物に似合う
  • 持ち手が短い
  • 目立ちすぎない

軽量である

バッグ自体が軽量であることは、かなり重要なポイントです。着物のときには、バッグの中身が多くなって、重くなっても洋服の時のように肩にかけられません。なので、外出中に荷物の重さで疲れてしまうことを防ぐために、すこしでもg数がすくないものを選びます。
そうすると、軽い素材であるナイロン製のものが選ばれます。

私は、ほとんどネットで買い物をします。そのネットショップで買うかどうかの決め手になるのも、重量が書いてあるかどうかです。ネットショップによっては、縦横高さのサイズは記載されていても重量が記載されていない場合があります。私は重量が書いていないところでは買い物をしません。
自分の使っているバッグの重さをキッチンスケールなどで測ります。自分が使いやすいと感じているバッグの重さを基準にして買い物をします。
丈夫な帆布トートも、着物に合うデザインもありますが、重いこともあります。デザインは可愛かったりしますが、私は重さで候補から外しています。

濡れても大丈夫

利休七則で「降らずとも傘の用意」ともあります。どんなときにも心と実際の準備を怠らない。という意味です。実際の雨の用意をしておくようにという意味とはちがいますが、不測の事態に備えるのは大切です。傘や雨コートなど雨具を用意するのとともに、濡れても大丈夫なバッグにしています。たいていバッグは傘をさしていても濡れます。

着物に似合う

デザイン的に着物で持っていても違和感のないものをえらんでいます。ナイロンバッグは軽量ですが、カジュアルになってしまいます。ナイロン製のバッグの中でもカジュアルすぎないようなバッグの選び方のポイントがあります。それは、高級感のある異素材を一部分使っているとカジュアル感が薄れます。ルプリアージュは持ち手と蓋の一部が天然の皮です。ナイロンが大部分ですが、一部だけ皮が使われているだけで、カジュアル感が薄れます。ルプリアージュと同じ一部で皮(合皮)をつかっているもので、

ROBERTA PIERI(ロベルタピエリ)

などもいいなーと思います。

持ち手が短い

着物の時は、持ち手が短いバッグのほうがバランスがいいと思います。着物は、肩にかけられないので、持ち手が長いとバッグが下の方になります。代わって、短い持ち手はバッグが上の方にきます。見た目的には、膝のすぐ下あたりバッグ本体がくるほうがバランスがいいと思います。この表では、持ち手の長さが30cm前後のハンドバッグです。

持ち手の長さ30cm前後手でもったり、肘から手にかけて下げるタイプのハンドバッグ←こちらを選んでいます
持ち手の長さ50cm前後肩にかけられるショルダーバッグ

目立ちずぎない

コーディネートのワンポイントにしたいなど、バッグをいつも持っているお出かけの場合は除きます。私が着物を着る時は、お茶のお稽古が主です。なので、バッグは道中のみと考えています。なので、バッグは目立たないもの、主張の少ないデザインにしています。着物のどんな色、どんな柄、どんな季節でも持てるようにメインカラーがブラックのバッグにしました。


先にも書きましたが、着物とのコーディネートと合わせて何個もバッグを持てたら楽しいですよね。でも予算と収納と着る機会にも限りがあります。好きなバッグが劣化することなく長い間使えればいいのですが、それは避けられません。


バッグと草履は1個づつという考えにしたら、時代に合った、自分の年齢相応のデザインに買い替えられるので、いいですよ。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US

Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
----------------
クリックしていただくと、 継続する励みになります!↓

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村


茶道ランキング