去年からモリサワパスポートをやめて、いまのところAdobe Fonts一本にしています。
先日、現在Adobe Fontsで提供されている一部のモリサワフォントが提供終了になる連絡がきました。上の写真はAdobeからのメールの一部をスクリーンショットしました。
(下記がAdobeのリリースのリンクです)
その中に、私が単発仕事で使用したフォントがあったので、どうしたものかと。。幸い単発の仕事だったので、再度発注をされないといいなーと思っています。
この件で思ったのは、
「継続して受ける可能性のある仕事は、フォントメーカー以外のサブスクリプションフォントを避ける。」
です。
Adobe Fontsで提供されているフォントを、気軽に使うと、また提供終了になったりすると困りますよね。自分でコントロールできないのが難しいなと。Adobeは数社からフォントの提供をうけていますが、他のフォントメーカーでも、いつ「提供終了」が発生するか気になるところです。
サブスクリプションで注意したいと思っている事
これは、サブスク全体のの注意しなければならないところ。
なので、amazonプライムのプライムビデオやキンドルのサービスにも通じるものがあります。好きだったドラマがプライムから外れるっていうのもショック大きいです。仕事には関係ないですが。
Adobe Fontsは、いろいろな種類のフォントを料金範囲内で使えて、デザインの幅が広がるし、楽しいです。でも、大量のフォントの中から選ぶことって必要なのかな?っと考えました。自分のテイストにあったフォントがあればいいんじゃないのかな?日々の知識のアップデートは必要ですが、多くのフォントを選択肢に加えるとその分作業時間も取られます。それって効果的な時間の使い方かな?
そもそも、大量のものが必要なのではなくて、自分のテイストにあったものが必要だったのでは?っていう原点に戻った感じです。
娯楽でサブスクはいいですが、仕事関連でサブスクは、「気をつけないといけないな」と思い始めました。
自分でコントロールできないことの難しさ、を気にしよう
以前読んだ本にあった件に、「自分でコントロールできないことの難しさ」を考えさせられました。
(ちょっと記憶が定かではありませんが、こんなストーリーだったと思います。)
それは、電子出版の話ですが、紙の本を出すのに苦労しているA社B社C社があり、
「電子で出版しませんか?そして、このサイトで読めるようにできます」
というZ社の誘いに乗り、そこから3社が電子で出版し始めました。
どんどんタイトルが増えていく
↓
電子書籍よりも購入金額が高い紙の本の売り上げが伸び悩む
↓
紙の出版終了
↓
3社の書籍がZ社からしか入手できなくなる。
↓
書籍の囲い込み(Z社でしか読めない)状態になる
↓
その3社の本が読みたい人は、Z社のサービスをやめられない。
↓
Z社が利用者の料金を徐々に上げていく。
っていう話ですが、考えさせられたんですよね。
快適になるために、サブスクを利用したいけど、(Adobe形式)のフォントのサブスクリプションは自分には合っていない部分もあるかも。フォントをもっと自分のテイストで厳選して、「提供終了」を気にせず安心して使えるのがいいな。
多分Adobeのオリジナルフォントはサービスの続く限り提供されると思いますが、提携フォントメーカのは怪しいですよね。フォントメーカーの方針により変更される。それはユーザーにはどうしようもないことです。
モリサワパスポートもサブスクですが、フォントメーカーが提供しているので、その点は安心感があります。提供が終わる原因が少ないと思います。会社が倒産したらダメですが。。
現在Adobe Fontsに提供しているフォントメーカーもサブスク以外でも、購入できる方法を持っていてほしいと思います。
結局、またモリサワパスポート復活、かな。
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