お茶を習う理由

「茶道」と聞いて思い浮かぶのは、

>作法がたくさんある
>行儀がいい

ということではないでしょうか。
しかし私はそれだけで娘に「お茶を習ってもらいたいなー。」
と思っているのではありません。

お茶を習っていて思うことは、
「お茶は、人を思いやる気持ちを育てているんだなー」ということです。

お茶の様々な決まり事や手順は、その場にいる人が、
誰もが尊重されて、調和のある、心地よい時間を過ごせる様にする。
ということではないでしょうか。

そのために亭主と客、お互いがお互いを思いやる気持ちを表したものが、作法になると思います。

初めは形式だけを台詞のように覚えていたものが、いつしか身について
自然にできるようになるために、お稽古を続けていくのではないでしょうか。

しかし、実社会では 個性を活かして、他人と違った意見を述べる事、一人になる事を恐れない。ことも必要です。

あまり空気を読みすぎたり、自分を抑えてしまっていては
苦しい気持ちになります。

外に自分をどんどん表現する気持ち
皆が調和して楽しめる気持ち

という2つの気持ちとそれを表現する場所を持つことができれば、
心のバランスが取れるのではないのかな。と思います。

(実社会)外に自分をどんどん表現する気持ち
(茶室の中)皆が調和して楽しめる気持ち

と言う感じにできたらいいですね。







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