詳細オーダーで自分スタイルの着物を作る

以前、デパートの金沢展で無地着物をオーダーしたことがありました。その時に採寸だけでなく、着方や用途を聞いてくれた事に感動しました。

「襟はどのくらい抜いて着ますか?」
「着物の用途は?」
「袖の長さはどれくらにしますか?」

といった具合に。

着物はだいたい、身長、裄、胸胴回り、があれば作れます。
しかし、襟の抜き具合や袖の長さまでカスタマイズ出来るんだと、改めて実感。

襟は抜き気味に。
茶道で使用。
袖は市販の長襦袢に合う様に標準の長さで。

と私はオーダーしました。

当時はロングヘアだったので、アップにすると、後頭部にボリュームが出ます。バランスをとるために、襟はちょっと深めに抜いてました。その反対でショートの時は、詰めぎみで着ます。

お茶をやっていると伝えると、身頃の合わせを深くしてくれます。にじったり、座ったまま向きを変えたりした場合に、裾が見苦しくならない様に身頃の合わせを深くしてくれます。

袖は長襦袢と長さが合わないとかっこわるいので、標準に。でもしゃれな人だったら、身長に合った長さを自分で決めて、長襦袢もオーダーしているんだろうなー。自分には出来ないですが。。

着物は細かい所も自分スタイルにカスタマイズできるんですね。この時知りました。着物を古着で買う時に、寸法が合うかを見るのはもちろんですが、着ていた人がどういうスタイルや用途で着ていたのか、思いを馳せるのも楽しそう。







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