亥の月:亥の子餅と茶壺

2013年は11月3日が亥の月の最初の亥の日でした。この日に行事として食べられる「亥の子餅」。11月3日から遅れる事、約3週間。先日のお稽古で亥の子餅を用意しました。亥の月の間は、お菓子屋さんでも取り扱いがあります。


(亥の子餅/鶴屋吉信)

亥の子餅はさまざまな和菓子屋さんで作っていますが、今年はこれを使いました。黒ごまが餡にまで使われていて、美味しかったです。前に他店のを食べた時は肉桂味でした。

11月はお釜が夏の「風炉」から「炉」に変わる月。このタイミングが亥の月になっているのにも、意味があります。亥は木・火・土・金・水の五行でいうと水。火を移動させる時に、火を水で制して火の災いから守っています。昔はこの日にこたつを出す家庭もあったそう。

そして、先週の力作!結んだ壷も床の間に飾りました。亥の子餅をいただいて、床の間に飾り壷があると「もう冬がすぐそこだなぁ」と毎年実感します。







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