お茶室を作って良かった事

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自宅のマンションの一室をお茶室にして約3年。

マンションに引っ越したのをきっかけに、母も私も茶道が好きなので、お茶室を作ることにしました。

母親が一人で部屋にいることが多くなるので、いっては何ですが「ボケ防止」の為(笑)。お茶室の事をしていれば、何もしない時間を少なく出来るというのも一つの目的でした。

季節によって掛軸やお花を変えたり、お客さんにお茶を差し上げる時の道具を前もって考えたり、そういう事で日々退屈せずに過ごしていられれば、いいなと思いました。

そして、完成してから約3年。

一週間に一度は、誰かがお茶のお点前をやりに訪ねてきてくれたり、「お茶室でお茶飲まない?」と友達を招待したり、誰かが来てくれる部屋になりました。

前に通っていた先生が病気で教室を辞めてしまった時、一緒にお稽古をしていた生徒さん達も、うちのお茶室に集まって自習会を開いています。

そういうつながりが維持できているのも、お茶室のお陰かな。もとを言えば、お茶を習っていたからかな。

茶道のお稽古をしていて、「よかったな」と思う事が2つあります。季節、歴史、日本の美術、礼節等いろいろな分野のことに興味が出てくる事、そして、お茶でつながる仲間ができる事です。

あ、あと一つあります。「まだまだ勉強することがたくさんあるなぁ」と自分の未熟さを確認できる事も追加します。







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