食材のリサイクル

先日書いた、文旦のマーマレードが食べない皮のリサイクル方法。それを書いていて、

以前懐石料理で見た食材の使い方を思い出しました。

茶事(お茶を飲むために、懐石料理等とともにもてなす集まり)の際には、料理がコースの様に順番に出てきます。その際、順序の最初の方に出て来た食材の、つかわなかった部分が、後のお皿で出た事がありました。向付で貝が出て、後、その貝の紐が預け鉢の具材になっていた。という感じです。(こういう使い方が懐石料理では約束ではないと思いますが、私は「いいなー」と思いました。)

「客を最大限にもてなす」というと贅沢にいろいろな食材を使って作る。「全体の数%のおいしい部分しか使用していません。」とかも貴重と言えば貴重で贅沢な楽しみかもしれません。

でも、工夫して、その食材の部分にあった美味しさを最大限楽しむというアイデアの提供も十分なおもてなしだと思うんですよね。

私が懐石の中で感じる一番のもてなしは、炊きたてのキラキラした真っ白なお米です。炊きたてのタイミングで出してくれるのが一番のごちそうです。米好きとしてはたまらない。。







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