芋名月、栗名月

すっかり秋も深まって、夜空がきれいに見えますね。

先月9月30日は十五夜でしたね。この時のお月様を「芋名月」と呼んだりします。なので、お月見の頃のお菓子屋さんには、里芋をモチーフにした和菓子が並んでいます。なぜ「里芋」なのか。それは、ちょうど頃に里芋が収穫されるからです。収穫した里芋をお月様にお供えしていました。そしてその里芋から丸いお団子の形が来ているんですね。

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去年、江戸東京たてもの園で見たお月見飾りが素敵でした。
やはり、お盆の上には里芋やさつま芋がお供えされています。

そして、今年の10月27日は十三夜です。
こちらのお月様は「栗名月」。

この時期には栗が収穫を迎えます。今お菓子屋さんには、栗羊羹、栗きんとん、栗饅頭等さまざまな栗のお菓子が並んでいますね。今私が狙っている栗羊羹は、紫野和久傳の「月あかり」羊羹なのですが、栗きんとんを丸めて、羊羹の中に入っています。羊羹を切ると、切り口に栗きんとんの円が現れます。それが夜空に浮かぶ満月のように見えます。

今年は食べたいなぁ。







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