新型インフルエンザ

先日参加した、大寄席のお茶会。

濃茶席に入り、びっくり。
「新型インフルエンザ対策で、銘々に濃茶を差し上げます。」
と、亭主の方がお話されました。

通常の濃茶の様に、一つのお茶碗を回し、数人でお茶をいただく。
今も昔もあまり日常ではしない行為ですよね。

「お茶室の中は非日常」

と言われますが、お茶の飲み方も「非日常」
家族や恋人、仲の良い友人とは同じコップから、飲み物をいただくのは
考えられたとしても、他人とはちょっと・・・。と思うのも当然だと思います。

同じ茶碗からお茶をいただくのは、親しいことの証。
というよりも、親しくなることを決めるような、そんな覚悟を感じます。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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