腕時計

お茶室に入る時には、お客さんも亭主も腕時計を外します。
これは、大切なお道具を腕時計で傷つけたりしないようです。それと、お茶室は非日常の空間です。そこへ普段の生活を持ち込まないためと考えます。

日常生活で携帯電話を持つようになってから、腕時計をしなくなりました。それにより、時間への勘が良くなってきていると感じます。電話で時間を確認してから後、それからどのくらい時間がたっているか、その予想がけっこうあたるんです。

しかし、お茶室ではその予想はぜんぜんあたりません。普段の生活だと、何にどのくらい時間がかかるかの経験から予想をつけています。しかし、お茶室では時間が長く感じたり、短く感じたりでだいたい30分から45分の誤差が出てしまいます。その誤差、感じ方の違いがでてしまうのも、お客さんとその場の雰囲気により変化があることが面白いですよね。時間の流れが違う、非日常の世界なんだと思います。







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Ria
フリーランスでデザインの仕事をしつつ、週末はお茶のお稽古や、お茶を楽しむ会を実家のお茶室でひっそり開いています。グラフィックデザインと茶道を往来する中で、茶道の知識がデザインに役立ったりしています。
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