今月は「薄茶のお稽古」と、お茶室でのお客さんの作法を体験する「お茶の集い」をしました。お茶の集いを開催するのは久しぶりで、ちょっと私も緊張・・・。初めての方も2人いらっしゃってくださり、お茶についての楽しい話をいろいろしたいと思うのですが、たくさんありすぎて、たくさん話すぎて、実はなにも記憶に残っていないのではと、帰り道反省しました。
初めてお茶に接するとき、それが面白くないと、「またやりたい!」と思ってもらえないじゃない。それだけは避けたいんですよね。私のお茶会は、「お茶って楽しい!またやりたい!」って思っていただくことを大切にしているので、重要なんですよ。
ともあれ。今月は11月。お茶のお正月です。5月に摘んだ新茶を壷に入れて保存をしていてその蓋を開けて、新茶のお抹茶を楽しむ「口切り」の月。風炉から炉になる月です。
昔は亥の子(旧暦の10月)の亥の刻(午後10時)にいただいていたお菓子です。茶色のお餅の中にあんこが入っている、モチモチやわらかいお餅です。
お干菓子は、さまざまな秋の形の落雁や琥珀。
吹き寄せっぽく盛りつけました。おいしい落雁でいただく、薄茶って最高の取り合わせですね。今回お茶室でいただいて、なんだかとっても感動しました。薄茶をたてていただいて、それがおいしかったんです。幸せでした!
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主菓子
亥の子餅/鶴屋八幡
お干菓子
湖東散歩/たねや
季節によって、さまざまな形のお菓子になりますが、いつもかわいくて完成度の高いデザインだと思います。菓子盆にのせた時も様になる&おいしい、大好きなお菓子です!
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