2月のお茶の集い

今回のお茶の集いは、冬の寒い時期に用いられる
「筒茶碗」でお抹茶をいただく会でした。

お茶では、季節ごとにお道具が変わります。
「夏はすずしく、冬はあたたかく」の言葉通りに、
冬には筒状(お茶碗の高さが通常5〜8cmにくらべて、10〜13cm)
のお茶碗を使います。
それは、お点前をしている間もお湯がさめにくく、
お客さんにあたたかいお茶を差し上げることができます。

現代では、空調が整っているので、あまり実感はないのですが、
昔はその暖かさが、もてなしだったんでしょうね。

今回のお客さんはお二人さんだったので、襖の開け閉めから、
かなり細かく実践していただきました。
いろいろと細かい、作法があるので初めは疲れますけど、
一度体で覚えると自然と出来るようになります。
実践しにぜひご参加ください!

———————————
濃茶の主菓子
上がり羊羹/紀の国屋
「上がり羊羹」は二月のお菓子です。蒸し羊羹ほどこってりしてなく、
水羊羹よりもっちりしている「上がり羊羹」。おいしいーです!

薄茶の干菓子

のし梅/玉屋総本店(山形)
竹の子の皮にはさまれた、梅のゼリーみたいなもの。

出羽の久寿(くず)/港屋(山形)
落雁のようで、落雁じゃない。葛でできたお干菓子です。
しょうが味で、風邪にもよさそうな感じのお味。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA